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《全集第五巻所載:『平和の理念』 》
吉野櫻雲:纏め
【消極的言葉(概念)の積極的言葉(概念)に転化(自己欺瞞)する危險】
平和(消極的言葉)が人情(感情・好悪)を示す積極的な言葉(本能、集団的自我上の
言葉「いのちあつての物種」等)に擦り替へられ、絶對的価値へ転化する危險。即ち、人 情の自然(A:本能・エゴイズム・集団的自我)の絶對価値化。「生命第一主義」→「絶對 平和主義」(「平和」は「生命保存本能」の代用語:參照P126全五)
《參照:『當用憲法論』(p155上)及び小生感想文。「『人情の自然(A:エゴイズム・集団
的自我)だけでは國際社会は乗切れない・・・』云々とは。そして、ではどうすべき か。・・・・」》
〔自己欺瞞(擦り替へ)→「日本人の道徳感を頽廢に導いた元兇」(P326)〕
1.罪惡感(戰爭贖罪意識:A)の理想主義(B:憲法第九条)への擦り替へ(自己欺瞞)。
2.「生き残つた」と言ふエゴイズム(A)のヒューマニズム(B)への擦り替へ(自己欺
瞞)。
3.「平和・民主主義:政治的概念(A)」の「道徳的概念(B)」への擦り替へ(自己欺瞞)。
《何故日本においては、上記「自己欺瞞(擦り替へ)」の問題を含め「一元論的絶對主
義」が出現するか》
・・・恆存は「近代國家の未成立」にその原因を指摘し、以下の樣に彼我の差を論ずるの
である。 日本(近代化適應異常=新漢語への距離感缺如)heiwanorinenhosoku.new.pdf へのリンク
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